愛と憎しみに生きる

ときどき遊戯王の話を書いたり、TPとは違う視点のデッキを投稿したりするブログだよ。

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昔話

 あれは2005年後期のこと。私たちはグループである遊戯王サイトで落ち合うのが習慣となっていた。
 時間の浪費の仕方は凄かった。とにかく遊戯王のことであれば、時間をかけ続けられた。デッキを作っては公開し、デッキ診断掲示板ではほぼ全ての投稿にコメントをするなど。
 今は全くやらないが、当時は決闘CGI?が流行っており、それで部屋の取り合いをしては、たまに知人と対戦できることが楽しみだった。深夜だとその可能性は高く、寝るのが遅くなることもしばしばあった。野良デュエルよりも知人のRTの方が高かったこともあり、勝てれば嬉しい、という脳内麻薬が蔓延していたのだと思う。
 トマトハンデスが強く、2リクル、3リクルなどのデッキが上位入賞しては、他がそれをぱくるなどという、平和な環境だったと思う。あるいはその少し前だったか(推理ゲート1killの後?)、私が“はまった”と言えるデッキは、ファイポ解放キルだった。

1.魂の解放を発動。相手の墓地のカードを5枚除外。
2.ファイバーポッドの効果を発動。
(1に戻る)

 これだけで勝てる。相手のデッキのモンスターがなくなるからだ。ファイポの効果を確実に発動するのにひと手間かかるが、それは構築で何とかなる。
 そうした中で、スタンデッキにおける裏守備への警戒も強くなり、抹殺の使徒を1~2枚入れる風潮が出てきた。そこで私が使ったのが、異次元の偵察機とミッドシールドガードナーだった。前者は死ウイルスがあまり強くない環境だったからともかく、ミッドシールドガードナーはCGIで大暴れした。攻撃力1400ラインのモンスターを止め、抹殺の使徒を止め、強制転移を打たれてもがっかりされる、相手からしたら嫌な存在だった。

 サイトのメンバーの中で、ロックデッキを研究している人(R氏)が、死霊の巣でデッキを組み始めた。デッキ枚数52だが、死霊の巣を活用するためにモンスター枠を増やすためだった。私はそれを(合意の元)ぱくり、同じことをデッキ枚数40でやってのけた。何度も現れる異次元の偵察機3体がダイレクトアタックを仕掛ける。バックは氷帝メビウスで割る。裏守備は雷帝ザボルグで割る。表表示なら死霊の巣で割る。神の宣告3、おろかな埋葬3があれば、そんな物語がまかり通った。強いカードがなかっただけに、自由度は高かったのだろう。
 チャットで互いの意見を言い合ったこともあった。お互い頑固だった。自信がなければ頑固にはなれない。後釜の自分が何故はりあえたか。若気だと思う。R氏は6つ年上だった。
 何度か直接戦うこともあったが、私は心がよれていた。あれだけ死霊の巣コントロールを研究しておきながら、CGIではお触れハイビートを使っていたのだ。CGIに順応した構築と言えば聞こえがよいが、この相性の酷さは半端ない。その直接対決はマッチ戦ではあったが、流石に勝った。当時お触れハイビートは流行っておらず、R氏もそれを念頭にデッキを組んでいたはずだ。

 一つ覚えているデュエルがある。
 何度もデュエルしていれば、その中でミラーマッチになることもあるだろう。
 初めて死霊の巣コントロールによるミラーマッチになったのだ。こちらは相変わらずデッキ枚数40だが、あちらも45まで絞ってきていた。死霊の巣コントロールは墓地に異次元の偵察機をおかないと始まらない。お互いにデッキ圧縮にはしる。互いに急所は神の宣告ではじかなければならないので、展開が遅くなる。生贄召喚に神の宣告を発動されようものなら、風穴があく。神の宣告に神の宣告を打つのは悪手と考えていたから、なおさら手が遅くなる。
 先に動いたのはこちらだった。裏守備を2体用意していたので、1体を生贄にささげ、雷帝ザボルグを生贄召喚する。相手は神の宣告を温存した。ダイレクトアタックに成功する。ライフは1残っていればいい。関係ない。場の構築がすべてだ。こちらには攻撃力2400のアタッカーがいるという点は先行した。しかしザボルグの効果で破壊したのは、裏守備の異次元の偵察機だった。まあ、こちらも生贄にしたのは異次元の偵察機だったのだが。
 R氏は裏守備をセットしてエンド。こちらはもう一体の裏守備(クリッター)を生贄にささげ氷帝メビウスを生贄召喚するが、これは止めてきた。魔法・罠は堅守するようだ。サイドチェンジで氷帝メビウスを3枚とサイコショッカー1枚にするまでだ(確かサイコショッカーに制限がかかっていたような)。こちらのエンドフェイズ時、R氏は死霊の巣を発動した。ザボルグを破壊し、異次元の偵察機2体を特殊召喚する構えだ。迷ったが、ライフで先行しているため、神の宣告で防ぐ。
 その先が続かなかった。相手がマシュマロンか何かを盾としておいていたのに対し、こちらはザボルグを引かず、突破できないでいたのだ。こちらの死霊の巣は相手の盗賊の七つ道具に阻まれた。これで相手のライフは1800。しかしこちらもライフ3200で、うかうかしていられない。神の宣告を打てば、ダイレクトアタック1発で勝敗が決する。
 ……勝負は意外な形で決着がついた。R氏のデッキ切れでこちらが1セット目をとった。原因は2つあり、あちらのデッキの方が圧縮率が高かったことと、こちらが手札抹殺を引いたタイミングで、相手の方が手札が多かったから。しかも手札抹殺を引いたタイミングは停滞している後半の場面だったため、相手のデッキ切れを狙う十分な動機になった。
 2セット目は、氷帝メビウス、サイコショッカーに加え、こちらのまさかの王宮のお触れにより、あっさりこちらが勝った。

 勝ったのはこちらだが、大事なものを失った。
 コントロールを使っているのに、コントロールにコンプレックスを持っているから、メインにもサイドにも、コントロールメタが入っているという異常事態。スイッチ型でもないのにコントロールが王宮のお触れを入れるってどういうことだ。
 この勝ったときのむなしさといったら、サッカーの八百長試合に似ている。

 勝つことを目的にするのは悪いことではない。
 しかし、主眼におくのは流行のデッキに対するメタを第一にしよう。そう心に決めたのだった。
 そして数ヵ月後、私はようやく死霊の巣コントロールから離れ、次元斬の亜種に着手することになった。。。

 ネクロフラワンキルに着手するのは、その3年後となる。
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高島れん

Author:高島れん
 社会人になりまして、現在はオンライン限定のプレイヤーです。
 大泉洋さんとタキシード仮面が好きです。むしろ大泉洋さんがタキシード仮面をやったらいいと思います。

 リンクフリー。相互リンクは受け付けておりません。

好きなカード:ファイバーポッド、死霊の巣、ミスティックソードマンLv2、人喰い虫
嫌いなカード:ヤタガラス、デビルフランケン、終焉の使者、強欲な壷

連絡先:hyperions198x@@yahoo.co.jp

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